ミジーの何だかなぁ~日記

双子の子育てとか趣味のこととか日頃起こったこととか

双子の子育て どっちを抱っこする?

双子を世話する時に大人が2人いれば2人とも同時に世話出来るが、大人の事情で1人しかいない時に、2人の世話をしなければならない時がしばしばある。

1番多いのは授乳だけど、それは次の授乳までどのくらい時間が空くか、を考えればある程度はコントロール出来る。

コントロール出来ないことは突発的に泣くこと。泣く理由は色々あるが、抱っこして欲しいことが1番多い印象がある。2人同時に泣くことはなかなかないが、最近1人が抱っこして欲しくて泣き、抱っこすると、それを見たもう1人が僕も~と泣き声をあげることがある。でも本気で泣いている訳ではないので、声は泣いている感じを出すが、顔は泣いてない。なかなかの演技派だ。その時はバレてるよ~とか言いながら頭を撫でると、本人も思わず笑ってしまったりして、それがまた可愛い。

どうしても2人同時に本気泣きした場合、我が家では申し訳ないと思いつつ、ミジ男を抱っこしている。それは長男だから、という訳ではなく、ミジ男の泣き声の方が空気を震わすような激しい声だから。もちろん後でミジ助をごめんね、といいながら抱っこしたりもするけど、トータル時間ではミジ男の方が抱っこしている時間は長いと思う。

 

双子の子育て ミルクどうやる?

たぶん双子の子育てで1番悩むことはミルクだろう。新生児は3時間毎にミルクを飲むが、双子の場合は当たり前だけどそれが倍になる。もし双子のミルク飲むタイムテーブルがズレていたら、常に2人交互にミルクを与えているような状態になってしまう。病院では退院前に2人のミルクの時間は同じに合わせているようだった。大人が2人、子供が2人だったらそれでも問題ない。でももし大人が1人しかいなかったら、どうすればいいか?我が家であれこれ試してたどり着いたやり方がある。

実は我々夫婦でもやり方が違う。子供の性格にかなり影響されるが、ご参考まで。

 

ジー流…

出産祝いに友人からいただいた、ママ代行ミルク屋さんを1つ、寝かせるためのクッションを1つ使用。


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子供を1人(安定的に飲む方がベスト)、オムツ交換し、クッションに乗せ、ママ代行ミルク屋さんで授乳。

その間に残りの1人をオムツ交換。終わったところで、1人目が飲み干しているようなら抱き上げて交換、1人目はゲップさせ、2人目をクッションに乗せ、ママ代行ミルク屋さんで授乳。もし、1人目が飲み干さないようなら、2人目は抱いた状態で授乳。飲み干した順番でゲップさせる。

 

ミジママ流…

バウンサーを2つ使用。


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子供によってバウンサーの好みがあるので購入するなら別々のものの方がいいかも。2人順番にオムツ交換し、バウンサーに乗せる。この時、2つのバウンサーは隣り合うように並べておく。2つのバウンサーの中心あたりに陣取り、両手で哺乳瓶を1本ずつ持ち、授乳。流行りの二刀流!早く飲み干した方から抱き上げてゲップさせる。

 

ミルクを飲むスピードや、吐いたりする頻度によって出来る、出来ないがあるがうちではこのようにやっている。ミジ男はゆっくりだがあまり吐かなく、ミジ助は早く飲むが吐き戻しが多いっていうのが個性なのかもしれない。ミジ助は最近、ミルクの残りがちょっとだけになった時、「ウゴゴゴ」とか言ってモジモジする時がある。うちではそれをやさぐれタイムと呼んでいる。

 

双子の子育て うんちの香り

退院する時に夫婦でまず心配だったのは、どっちがどっちか分からなくなったらどうしよう?ということ。ミジ男とミジ助は二卵性なのに顔はとても良く似ている。

病院での実習で2人の違いはなんとなくわかってはいたけど、やっぱり心配だ!ってなり、カラーゴムで色違いの足輪を作ってそれぞれに付けた。そのうち段々足が太くなり、足輪を作り直したらミジ男の方だけサイズが緩くて今では取れてしまっている。今ではミジ助だけ足輪を付けているけど、暗闇で区別する時に重宝するのでそのままにしている。

その他、今のところわかっている違い………

 

ミジ男:

背中に小さなアザがある。

気持ちがはっきり顔に出る。すげぇ苛ついてる時がある。

泣き声はビブラートきかせてギャアアーと泣く。

ミルクはゆっくりだが確実にコツコツ飲む。

うんちも屁もあんまり臭くない。

 

ミジ助:

良くも悪くも素直。隣でお兄ちゃんが泣いててもニコニコしてたりする。

泣き声はアァァァーと泣く。

抱っこして欲しくて泣いた真似をするがバレバレ。

ミルクは勢いでガーッと飲む。

うんちと屁がとても臭い。

 

 

双子の子育て 新生児なのに長老!?

うちのミジ男とミジ助は男の子の二卵性の双子だ。産まれた時の身長と体重はほとんど一緒だった。双子は母体への影響から、単胎妊娠より低体重で産むことが多い。うちの双子はどちらも2,300グラムくらいで産まれた。数字だけ見るとあんまりイメージ出来ないけど、産まれたばかりの2人の頭の大きさは俺の手のひらに収まるくらいだった。こんなに小さくてもしっかり生きているんだ。とても愛おしく思ったことを覚えている。(つい4ヶ月前のことなんだけど)

産まれてからは体重増加が軌道にのるまで、ミジママは毎日病院に通った。病院も問題ないと判断するまで退院を許してくれない。我々夫婦も初めての子供だったので、慣れない育児の練習を重ねた。ミジママは精神的にも毎日大変だったと思う。

ある程度、体重が増えてきた時、病院から宿泊実習のお誘いがあった。夫婦2人で病院に一晩泊まり、子供の世話をしてみるというもの。新生児のミルクは3時間毎に飲ませる。病院からは子供が飲む気がなくても飲ませるようにと言われた。飲まないと体重が増えない=いつまでも退院できない、ということになってしまうから。

宿泊実習はミジ男(長男)1人を夫婦2人で面倒みた。やっぱり実際にやってみると全然違う!深夜に何度も起きること、オムツ替える、ミルク飲ませる、の一連の流れ。特にこの頃のミジ男はミルクを飲まないことが多く、テレビで見るような哺乳瓶の乳首に吸い付く、というようなことが全くなかった。乳首を口元に近づけても不思議そうに見てるだけ。ようやく乳首を口に咥えると、咥えてるだけ。やっと飲んだと思ったらやたらスローペース(ほんの少しの量でも40分かかったり)。そして、吐く。

世の中のお母さんは皆これを乗り越えてきたんだと思うと、すごいなーと思う。そして、自分の母親にも感謝。

2人の体重がそれなりに増え、病院から退院の許可が出るまでは実に2週間かかってしまった。

そこで看護士さんに、

「2人は新生児室の長老ですよ」

と言われた。