ミジーの何だかなぁ~日記

双子の子育てとか趣味のこととか日頃起こったこととか

我が家の家族 コウちゃん

若い頃から一軒家を建てたら是非ともやりたいことがいくつかあった。その中の1つが観賞魚の飼育。昔はベタとかエンゼルフィッシュとかサカサナマズとかアフリカンシクリッド等々を飼ったことがあるが、どれも大きくても60センチ水槽と呼ばれるサイズ以下の水槽だった。もし一軒家があれば水槽スペース気にしなくていい➡️もっと大きい水槽をおける➡️もっと大きな魚を飼うことができる!という今から思えばとっても安易な考えの元、間取り設計を進めた。建築会社にはこのあたりに水槽を置きたい!とリクエストしていた。(遡ることその前には庭に池が欲しいという、もし言い出したら何言ってんだ?コイツ…と思われかねない野望もあったのだが、その話題はまた今度)そんな中、問題や色々考えてダメだったこともあり、最終的にはコウタイに行き着いた。その問題とは……??

床の強度

水を入れた水槽はかなり重くなる。90センチなら約200キロ、120センチなら約500キロ近くなるとか。一般的には住宅の床の耐荷重は1平米あたり180キロと定められており、何も考えずに水槽を置くのは不安。建築会社にも重量200キロ超えそうと伝えたら、思ったよりも重くてびっくりしていた。詳しく話を伝えると、点で重量が床に伝わるような状態だと危険で、面で伝わる形状であれば問題はないとの回答だった。元々水槽台を買うつもりだったが、その下にさらに一回り大きいコンパネをホームセンターで調達して敷いた。うちの場合、ちょうど大引(家の基礎にそのままつながる柱にかかる部分)に水槽の重みがかかるような場所だったので、より安心だった。

ヒーター、ポンプ等々の維持費(電気代)

俗にいう熱帯魚の場合、水槽の水温は26℃が適正とされている。水を温めることはなかなかの電気代がかかる。特にうちは冬は極寒のため、室内でも氷点下近くなることも。そんな中で24時間温度をキープしつつ、さらにポンプを稼働し続けるということになる。調べてみるとポンプはそこまでではないようだが、ヒーターはかなり高い。

コウタイはどんな魚?

中国原産のスネークヘッドスネークヘッドは俗に言う雷魚。肉食。日本ではタイワンドジョウカムルチーの2種類が外来魚として定着しており、ルアーフィッシングの対象になっている。東南アジアでは様々な種類が生息していて、きれいな色をしているものも多い。現地では食されたりする。コウタイは中国原産なので日本と同じような気候のため水槽にヒーターは不要と言われている。そしてスネークヘッドの体長は種類によって最大で30センチ~1メーター程とある中で、コウタイは40センチ程になるので90センチ水槽でも飼育可能。

ヒーター不要、かつ90センチ水槽でも飼育可能、このことからコウタイを選んだ。しかもスネークヘッドは空気呼吸も出来るので酸欠に強い。しかも丈夫で飼いやすい。

2022年12月

水槽を立ち上げ、通販でコウタイ購入。

体長12センチ程。
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2023年12月

飼い初めて1年が経った。体長20センチ超程度。


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スネークヘッドの人気は人になれるというところがある。人が水槽に近づくと寄ってきて、激しく泳ぎ回る。エサくれダンスと言われるものだ。肉食魚は自然界では小魚やエビ、昆虫などを食べており、飼育する時には人工エサに慣れさせることが必要。これにはだいぶ個体差があり、すぐ食べることもあれば、なかなか食べないこともある。ウチの場合は割りと早い段階で食べるようになった。最初のうちはクリル(乾燥エビ)、慣れてきたらクリルの匂いを付けた人工エサ、最終的には栄養バランスが良い人工エサに落ち着いた。たまにクリルも与えたりする。今ではだいぶ慣れており、水槽を覗くと隠れ家のパイプからスーッと出てきてこっちを見てくるのがとても可愛い。